平成23年 秋期 基本情報技術者 午前 問63

業務プロセスのモデリング表記法として用いられ、複数のモデル図法を体系化したものはどれか。

 ア  DFD  イ  E-R図  ウ  UML  エ  状態遷移図


答え ウ


解説

 ア  DFD(Data Flow Diagram、データフロー図)は、データの発生から処理、蓄積までの流れを図にしたものです。
 イ  E-R図は、データを実体、関連、属性という三つの要素でモデル化する表記法です。
 ウ  UMLは、オブジェクト指向のソフトウェア開発における、プログラム設計図の統一表記法です。
 エ  状態遷移図は、システムとして複数の状態を持つ場合に、どういった条件で状態が移り変わっていくかを図にしたものです。


キーワード
・UML

キーワードの解説
  • UML(Unified Modeling Language、統一モデリング言語)
    オブジェクト指向のソフトウェアの設計を行うときに作成する、設計資料(図)の統一的な記法のことです。
    UMLで定義されているプログラムの構造図には、クラス図、コンポーネント図、パッケージ図などがあり、プログラムの振る舞い図には、シーケンス図、ユースケース図、状態遷移図、コミュニケーション図などがあります。

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