OSPFv2のLSAに関する作成と伝播の記述のうち、適切なものはどれか。
ア
AS-External-LSAは、エリア境界ルータが作成し、ASの外部だけに伝播される。
イ
Network-LSAは、エリア内の全ルータが作成し、エリア内部だけに伝播される。
ウ
Router-LSAは、エリア内の全ルータが作成し、エリア内部だけに伝播される。
エ
Summary-LSAは、AS境界ルータが作成し、エリア外部だけに伝播される。
答え ウ
【解説 】
ア
AS-External-LSAは、AS境界ルータ が作成し、ASの外部だけに伝播されます。
イ
Network-LSAは、エリア内の代表ルータ が作成し、エリア内部だけに伝播されます。
ウ
Router-LSAは、エリア内の全ルータが作成し、エリア内部だけに伝播されます。
エ
Summary-LSAは、エリア境界ルータ が作成し、エリア外部だけに伝播されます。
【キーワード 】
・OSPF
・LSA
【キーワードの解説 】
OSPF(Open Shortest Path First)
複数台のルータで構成されたネットワークにおいて、ルータ間の経路選択を行うためのプロトコルです。
OSPFではルータ間のコストを計算して最もコストの低い経路を選択します。
LSA(Link State Advertisement)
OSPFでは各ルータが接続されたネットワークの情報やインタフェイスのコストなどを含んだLSAを作成して交換し、各ルータはその情報をもとにLSDB(Link State DataBase)を作成し、さらにこの情報からルーティングテーブルを作成します。
もっと、「OSPF」について調べてみよう。
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