平成23年 春期 ITパスポート 問9

データマイニングの事例として、適切なものはどれか。

 ア  ある商品と一緒に買われることの多い商品を調べた。
 イ  ある商品の過去3年間の月平均売上高を調べた。
 ウ  ある製造番号の商品を売った販売店を調べた。
 エ  売上高が最大の商品と利益が最大の商品を調べた。


答え ア


解説

 ア  データマイニングの事例です。
 イ  製品別の売上高から求められます。
 ウ  トレーサビリティ(traceability、追跡可能性)の事例です。
 エ  製品別の売上高と原価から求めることができます。


キーワード
・データマイニング

キーワードの解説
  • データマイニング(data mining)
    販売実績や電話の通話記録、インターネットのアクセス実績、クレジットカードの利用実績などの、企業で蓄積されるデータを解析して、その中にある因果関係などを導き出す技術のことです。
    データマイニングを行うことで、2つの製品の売上の関係や、気温(天気)と商品の因果関係などを求めて、商品の仕入れや陳列などに生かすことができます。(商品Aを買う人の多くが同時に商品Bを買うことがわかれば、商品AとBは近くに陳列する。最低気温がx℃以上になると商品Cが売れるということがわかれば、天気予報を見て商品Cの仕入れ量を調整する。)

もっと、「データマイニング」について調べてみよう。

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