X社では来期に製品A、B、C、Dのいずれか一つを市場に投入することを検討している。
来期の市況で好況の確率は40%、不況の確率は60%と予想され、市況ごとの各製品の予想売上高が表のとおりであるとき、この市場から得られる最大の売上期待値をもたらす製品はどれか。
単位 百万円
市況 |
製品A |
製品B |
製品C |
製品D |
好況 |
12 |
18 |
20 |
10 |
不況 |
10 |
8 |
6 |
12 |
|
答え イ
【解説】
好況の確率は40%、不況の確率は60%各製品の売上高期待値を求める。
ア |
12×40% + 10×60% = 10.8百万円 |
イ |
18×40% + 8×60% = 12百万円 |
ウ |
20×40% + 6×60% = 11.6百万円 |
エ |
10×40% + 12×60% = 11.2百万円 |
【キーワード】
・マキシミン戦略
【キーワードの解説】
- マキシミン戦略(マクシミン原理)
様々なケースが考えられるときにどのケースを選択すればいいかという決定理論の一つで、各ケースの最悪値を比較し、最も良い場合を選択する方法です。
ミニマックス原理とも呼ばれます。
決定理論には他に、ラプラスの原理、マクシマックス原理、ハーヴィッツの原理、リグレット・ミニマックス原理などがあります。
もっと、「マキシミン戦略」について調べてみよう。
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