経理部では新たな財務会計パッケージを使用することになり、このパッケージを搭載した新サーバがベンダーから納品された。
サーバの運用管理は情報システム部が行うことになった。
利用者部門である経理部と、運用部門である情報システム部の間で、サービスレベルの観点で合意すべき事項に関する記述a〜dのうち、適切なものだけをすべて挙げたものはどれか。
a |
財務会計パッケージを利用可能な時間帯 |
b |
新サーバ購入費用の情報システム部との負担割合 |
c |
新サーバをベンダーから受け入れる際のテスト項目 |
d |
データのバックアップの取得範囲と頻度 |
答え ウ
【解説】
a |
利用可能な時間はサービスレベルの観点で合意の必要な内容用です。 |
b |
費用負担はサービスレベルとは関係ありません。 |
c |
受入れテストの内容はサービスレベルとは関係ありません。 |
d |
データバックアップの内容はサービスレベルの観点で合意が必要な項目です。 |
【キーワード】
・SLA
【キーワードの解説】
- SLA(Service Level Agreement)
そもそもは、通信サービス事業者が、利用者にサービスの品質内容を保証する制度のことです。
通信速度や稼働率(MTBF、MTTR)などの品質条件について、通信事業者と利用者で規定することです。
また、規定で定めた品質を提供できない場合の、ペナルティ(利用料の減額など)についてについても規定します。
もっと、「SLA」について調べてみよう。
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