平成23年 春期 ITパスポート 問48

図のアローダイアグラムにおいて、作業Bが3日遅れて完了した。
全体の遅れを1日にするためには、どの作業を何日短縮すればよいか。

 ア  作業Cを1日短縮する。  イ  作業Dを1日短縮する。
 ウ  作業Eを1日短縮する。  エ  どの作業も短縮する必要はない。


答え ウ


解説
アローダイアグラムからクリティカルパスの作業はA→C→E→Fであり、作業Bが遅れを1日分取り戻すには図のx地点からのクリティカルパスの作業を短縮すればよい。
  したがって、短縮する作業はE(ウ)になる。


キーワード
・アローダイアグラム

キーワードの解説
  • アローダイアグラム(arrow diagram)
    作業と日程の流れを矢印で結ぶことで作業の順序を明示的に表すことができ、日程管理に使われます。
    PERT図(Program Evaluation and Review Technique)ともいわれます。
    実線は実際の作業が発生する箇所で、点線部分は作業は発生しないが同期を行う必要があることを示します。
    新QC七つ道具の一つです。

もっと、「アローダイアグラム」について調べてみよう。

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