データベースのトランザクション処理に関する次の記述中のa、bに入れる字句の適切な組合せはどれか。
複数のユーザーが同時に同じデータを更新しようとしたとき、データの整合性を保つために、そのデータへのアクセスを一時的に制限する仕組みを a という。
これを実現する一つの方法は、データを更新する前に、そのデータに b をかけ、処理が終了するまでほかのユーザーからのアクセスを制限することである。
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a |
b |
ア |
経路制御 |
デッドロック |
イ |
経路制御 |
ロック |
ウ |
排他制御 |
デッドロック |
エ |
排他制御 |
ロック |
答え エ
【解説】
複数のユーザーが同時に同じデータを更新しようとしたとき、データの整合性を保つために、そのデータへのアクセスを一時的に制限する仕組みを排他制御といいます。
排他制御を行うためにデータにアクセスするときに他のユーザーがアクセスできないように制限することをロックをかけるといいます。
複数のデータにロックをかけるときに他のユーザーと互いに相手が占有しているデータをロックしようとして、処理が停止することをデッドロックといいます。
【キーワード】
・排他制御
【キーワードの解説】
- 排他制御
コンピュータの動作において、複数の利用者(プロセス、ジョブ)がアクセス可能な共有資源に対し、複数の利用者からの同時アクセスにより競合が発生する場合に、ある利用者に資源を独占的に利用させている間は、他の利用者がアクセスできないようにする事で整合性を保つ処理の事です。
もっと、「排他制御」について調べてみよう。
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