答え ア
【解説】
求めるのがTPS(Transaction Per Second、1秒当たりのトランザクション処理件数)なので、Webサーバとデータベースサーバが1秒間に処理できるトランザクション数を求める。
- Webサーバ
1トランザクションでCPUを1ミリ秒使用し、CPU使用率の上限が70%なので、1秒間に処理できるトランザクションの数は700個になる。
- データベースサーバ
1トランザクションで10個のデータブロックにアクセスし、1個のデータブロックのアクセスで0.2秒のCPUを使用するので、1トランザクションではCPUを2ミリ行使用する。CPU使用率の上限が80%なので、1秒間に処理できるトランザクションの数は400個になる。
したがって、システム全体で処理できるトランザクション数(TPS)は値の小さなデータベースサーバ側の
400(ア)になる。