機械式接点の押しボタンスイッチを1回押すことに対して、押してから数ミリ秒の間、複数回のON、OFFが発生する現象はどれか。
ア |
サンプリング |
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イ |
シェアリング |
ウ |
チャタリング |
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エ |
バッファリング |
答え ウ
【解説】
ア |
サンプリング(sampling、標本化)は、電気信号を一定の間間隔で測定することです。
(ソフトウェアでチャタリング対策を行うときは、何回かのサンプリング結果で同じ状態が続いたら状態を特定するという方法を行います。) |
イ |
シェアリング(sharing、共有)は、資源を短い時間に分割し複数のユーザーが利用することです。(タイムシェアリングシステム) |
ウ |
チャタリングは、スイッチやリレー、センサーの接点の変化時に複数回のON、OFFが発生する現象です。 |
エ |
バッファリング(buffering)は、複数の機器やソフトウェアの間でデータをやり取りするときに、処理速度や転送速度の差を補うためにデータを専用に設けられた記憶領域一時的に保存しておくことです。 |
【キーワード】
・チャタリング
【キーワードの解説】
- チャタリング(chattering)
リレーやスイッチ、センサーの接点(状態)が切り替わった時に、非常に速い周期でONとOFFが繰り返し発生する現象です。
リレーやスイッチ、センサーの制御を行うときにはチャタリングを除去する工夫を回路側かソフトウェアで行わないと誤動作の原因になります。
もっと、「チャタリング」について調べてみよう。
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