平成23年 春期 基本情報技術者 午前 問45

画像などのデジタルコンテンツが、不正にコピーされて転売されたものであるかを判別できる対策はどれか。

 ア  タイムスタンプ  イ  電子透かし
 ウ  電子保存  エ  配達証明


答え イ


解説

 ア  タイムスタンプ(time stamp)は、デジタル証明書を使った非改ざんと存在を証明する手法です。
 イ  電子透かしは、画像データに著作権情報などを埋め込み、画像データが不正に使用されたことを特定するのに使用されます。
 ウ  電子保存は、データを電子データとして保存することで紙を削減したり、長期間の保存を実現します。
 エ  配達証明は、郵便であて先に郵便物が配達されたことを証明するサービスです。


キーワード
・ステガノグラフィ

キーワードの解説
  • ステガノグラフィ(steganography)
    データの暗号化の一種で、データを他のデータの中に紛れ込ませ、データそのもの存在を隠蔽することで安全を確保する技術です。
    通常のデータ暗号化(code、cipher)がデータを意味のないものに変換するのに対し、ステガノグラフィでは存在自体を隠すところが特徴です。
    ステガノグラフィの技術を応用したものに電子透かしがあります。

もっと、「電子透かし」について調べてみよう。

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