著作権法に照らして適法な行為はどれか。
ア |
ある自社製品のパンフレットで使用しているスポーツ選手の写真を、撮影者に無断で、ほかの自社製品のパンフレットに使用する。 |
イ |
経済白書の記載内容を説明の材料として、出所を明示してWebページに転載する。 |
ウ |
新聞の写真をスキャナで取り込んで、提案書に記載する。 |
エ |
ユーザー団体の研究会のように限られた対象者に対し、雑誌の記事をコピーして配布する。 |
答え イ
【解説】
ア |
契約内容にもよりますが、撮影者に無断で写真を使用するのは著作権法に違反します。 |
イ |
経済白書は内閣府が作成しているもので、出典を明記して記載内容を利用すれば著作権法に適法です。 |
ウ |
新聞の写真を流用する行為は著作権法に違反します。 |
エ |
限られた対象者であっても雑誌の記事をコピーして配布する行為は著作権法に違反します。 |
【キーワード】
・著作権
・著作権法
【キーワードの解説】
- 著作権
知的財産権の一つで、著作物を排他的・独占的に利用して利益を受ける権利のことです。
著作権は、著作物を作成した人が持つ権利で、著作者が作品の所有権を他人に譲渡した場合でも、その行為によって著作権が消滅したり、移転したりすることはありません。
- 著作権法
著作権の範囲と内容について定めた法律です。
もっと、「著作権法」について調べてみよう。
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