主記憶の1000番地から、表のように4バイトの整数データが格納されている。
これを32ビットのレジスタにロードするとき、プロセッサのエンディアンとレジスタにロードされる数値との組合せとして、正しいものはどれか。
| バイトアドレス | データ |
| 1000 | 00 |
| 1001 | 01 |
| 1002 | 02 |
| 1003 | 03 |
| リトルエンディアン | ビックエンディアン | |
| ア | 00010203 | 02030001 |
| イ | 00010203 | 03020100 |
| ウ | 02030001 | 00010203 |
| エ | 03020100 | 00010203 |
答え エ
【解説】
リトルエンディアンでは最下位の1003から1002、1001、1000の順にロードされるので、レジスタの内容は
03020100
になる。
ビッグエンディアンでは最上位の1000から1001、1002、1003の順にロードされるので、レジスタの内容は
00010203
になる。
| リトルエンディアン | ビックエンディアン | |
| エ | 03020100 | 00010203 |
【キーワード】
・リトルエンディアン
- リトルエンディアン(little endian)
2バイト以上のデータ量を持つ数値データを記録したり転送するときには1バイトごとに分割するが、これを最下位のバイトから順番に記録/送信する方式をいう。
反対に、最上位のバイトから順番に記録/送信する方式はビッグエンディアン(big endian)になります。
バイトオーダ(byte order)ともいいます。
もっと、「エンディアン」について調べてみよう。
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