平成23年 春期 応用情報技術者 午前 問77

Webページの著作権に関する記述のうち、適切なものはどれか。

 ア  営利目的でなく趣味として、個人が開設しているWebページに他人の著作物を無断掲載しても、私的使用であるから著作権の侵害とはならない。
 イ  作成したプログラムをインターネット上でフリーウェアとして公開した場合、配布されたプログラムは、著作権法による保護の対象とはならない。
 ウ  試用期間中のシェアウェアを使用して作成したデータを、試用期間終了後もWebページに掲載することは、著作権の侵害に当たる。
 エ  特定の分野ごとにWebページのURLを収集し、簡単なコメントをつけたリンク集は、著作権法で保護される。


答え エ


解説

 ア  個人が開設しているWebページに他人の著作物を無断掲載すると、著作権の侵害になります。
 イ  作成したプログラムをインターネット上でフリーウェアとして公開した場合でも、著作権法による保護の対象になります。
 ウ  試用期間中のシェアウェアを使用して作成したデータを、試用期間終了後もWebページに掲載することは、著作権の侵害になりません。
 エ  特定の分野ごとにWebページのURLを収集し、コメントをつけたリンク集は、著作権法で保護されます。


キーワード
・著作権

キーワードの解説
  • 著作権
    知的財産権の一つで、著作物を排他的・独占的に利用して利益を受ける権利のことです。
    著作権は、著作物を作成した人が持つ権利で、著作者が作品の所有権を他人に譲渡した場合でも、その行為によって著作権が消滅したり、移転したりすることはありません。

もっと、「著作権」について調べてみよう。

戻る 一覧へ 次へ