平成23年 春期 プロジェクトマネージャ 午前II 問4

アローダイアグラムで示す計画に基づいてシステム開発を進めたい。
各作業をそれぞれ最も早く開始するとき、必要となる人数の推移を表すものはどれか。
ここで、アローダイアグラムのそれぞれの作業につけられた記述は、作業に必要な日数と、1日当たりの必要人数を表す。

 ア    イ  
 ウ    エ  


答え エ


解説
説明のためにアローダイアグラムに番号を振る。
 
まず、a→bの作業を20日間5人で行い。
その後は、b→c、b→d、b→eの作業を20日間9人で行う。
そして、c→e作業とd→fの作業並行して行い、前半10日間は4人、後半10日間は2人で行う。
最後に、e→fの作業を10日間3人で行う。
これをグラムにすると
 
(エ)になる。


キーワード
・アローダイアグラム

キーワードの解説
  • アローダイアグラム(arrow diagram)
    作業と日程の流れを矢印で結ぶことで作業の順序を明示的に表すことができ、日程管理に使われます。
    PERT図(Program Evaluation and Review Technique)ともいわれます。
    実線は実際の作業が発生する箇所で、点線部分は作業は発生しないが同期を行う必要があることを示します。
    新QC七つ道具の一つです。

もっと、「アローダイアグラム」について調べてみよう。

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