平成24年 秋期 ITパスポート 問6
社員育成方法のうち、Off-JTに分類されるものはどれか。
ア
現場に権限を与えることによって自主性を生み出す。
イ
仕事を離れて実施される教育訓練を通じて、知識や技術を習得させる。
ウ
実際の仕事を通じて計画的に指導・育成し、必要な知識や技術を習得させる。
エ
質問や簡単なアドバイスを投げかけ、自ら目標に向かって行動を起こすように仕向ける。
答え イ
【
解説
】
ア
現場に権限を与えることによって自主性を生み出すには、エンパワーメント(empowerment)です。
イ
仕事を離れて実施される教育訓練を通じて、知識や技術を習得させるのは、Off-JTになります。
ウ
実際の仕事を通じて計画的に指導・育成し、必要な知識や技術を習得させるのは、OJTです。
エ
質問や簡単なアドバイスを投げかけ、自ら目標に向かって行動を起こすように仕向けるのは、コーチング(coaching)です。
【
キーワード
】
・OJT
【
キーワードの解説
】
OJT(On the Job Training)
企業内で行われる教育訓練法の一つで、職場の上司や先輩が具体的な仕事を通じして、業務の遂行に必要な知識や技術などを指導し習得させます。
OJTは実務を行いながら教育を行うため、効率的な教育方法として評価されますが、OJTの指導者の力量に差があるため、指導者の力量に教育を受ける人の運命を託すような危険もあります。
OJTに対し、職場(業務)を離れての訓練はOff-JT(Off the Job Training)と呼ばれます。
もっと、「OJT」について調べてみよう。
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