割込み発生時のプロセッサの処理手順はどれか。
@ |
プログラムレジスタ(プログラムカウンタ)などの退避 |
A |
ユーザーモードから特権モードへの移行 |
B |
割込み処理ルーチンの開始番地の決定 |
C |
割込み処理ルーチンの実行 |
ア |
@→B→C→A |
|
イ |
@→C→A→B |
ウ |
A→@→B→C |
|
エ |
A→B→C→@ |
答え ウ
【解説】
割込みが発生したときのCPUの動作は
- ユーザーモードから特権モードへの移行(A)
- プログラムレジスタ(プログラムカウンタ)などの退避(@)
- 割込み処理ルーチンの開始番地の決定(B)
- 割込み処理ルーチンの実行(C)
の順(A→@→B→C、ウ)になります。
【キーワード】
・割込み
【キーワードの解説】
- 割込み(Interrupt)
CPUが、CPU内部からや周辺機器(部品)から受け付ける要求の一種であり、CPUは割込み要求によって現在の処理を中断して、要求に沿った処理を行う。
割込みにはCPUの内部的な原因の内部割込みと、CPU外部からの信号による外部割込みがある。
割込みを使用する目的は、まれにしか発生しない要求を常時監視すると効率が悪いので、こういった要求を割り込みにする場合や、CPUの誤った使い方によってCPUが暴走するのを防ぐため(例外)、定期的に行う処理を確実に行うためなどがある。
もっと、「割込み」について調べてみよう。
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