派遣元会社A社と派遣先会社B社が派遣契約を結び、A社は社員であるN氏を派遣した。
労働者派遣法に照らして適切な行為はどれか。
ア |
B社の繁忙期とN氏の休暇申請が重なったので、B社から直接N氏に休暇の変更を指示した。 |
イ |
N氏からの作業環境に関する苦情に対し、B社は雇用関係にないので、対応はA社だけで行った。 |
ウ |
N氏は派遣期間中の仕事に関する指示を、B社の担当者から直接受けることにした。 |
エ |
派遣期間中にN氏の作業時間が空いたので、B社は派遣取決め以外の作業を依頼した。 |
答え ウ
【解説】
ア |
B社に派遣されたA社のN氏の休暇については、A社とB社で合意する必要があります。 |
イ |
B社に派遣されたA社のN氏の作業環境については、A社とB社で対応する必要があります。 |
ウ |
B社に派遣されたA社のN氏がB社の担当者の指揮の元で業務を行うのは適法です。 |
エ |
B社に派遣されたA社のN氏にB社は派遣取決め以外の作業を依頼することはできません。 |
【キーワード】
・労働者派遣法
【キーワードの解説】
- 労働者派遣法
労働者派遣法は自分が雇用する労働者を、派遣先事業者と労働派遣契約を結んで、派遣先の指揮(命令)で労働させることです。
目的は派遣労働者の権利の確保と、労働者派遣事業の適正な運用になります。
なお、正式名称は「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律」です。
もっと、「労働者派遣法」について調べてみよう。
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