平成24年 秋期 応用情報技術者 午前 問35

ルータ、PBX、VoIPゲートウェイ、VoIPゲートキーパを図の@〜Cに配置して内線用のアナログ電話機とIP電話機を混在させる場合、VoIPゲートウェイを配置する場所はどこか。

 ア  @  イ  A  ウ  B  エ  C


答え イ


解説
選択肢がどこに当てはまるかを考える。

  • @は公衆電話網と内線のアナログ電話機を結ぶのでPBXになります。
  • Aはアナログ電話とIP網を中継しているのでVoIPゲートウェイになります。
  • BはIP網とVoIPネットワークを中継しているのでルータになります。
  • CはVoIP網内にあるのでVoIPゲートキーパになります。
したがって、これをまとめると
 
(イ)になります。


キーワード
・PBX
・VoIPゲートウェイ
・VoIPゲートキーパ

キーワードの解説
  • PBX(Private Branch eXchange)
    企業などで内線網を構築するときに使用する交換機です。
    内線間の通話と、内線と外線の通話の接続(発呼・着呼)や切断の処理を行います。
  • VoIPゲートウェイ(Voice over Internet Protocol gateway)
    通常の電話回線とIP電話回線をつなぐときに設置するゲートウェイ(中継装置)です。
  • VoIPゲートキーパ(Voice over Internet Protocol gatekeeper)
    電話番号とIPアドレスの対応付けなどを管理・運用する制御用サーバです。

もっと、「VoIP」について調べてみよう。

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