平成24年 秋期 応用情報技術者 午前 問75

親和図の特徴はどれか。

 ア  原因と結果を対比させた図式表現であり、不良原因の追及に用いられる。
 イ  錯(そう)した問題点や、まとまっていない意見、アイディアなどを整理し、まとめるために用いられる。
 ウ  二つ以上の変数の相互関係を表すのに役立つ。
 エ  分布の形、目標値からのばらつき状態などから、製品の品質の状態が規格値に対して満足いくものかなどを判断するために用いられる。


答え イ


解説

 ア  原因と結果を対比させた図式表現であり、不良原因の追及に用いるのは特性要因図です。
 イ  錯綜した問題点や、まとまっていない意見、アイディアなどを整理し、まとめるために用いるのは親和図です。
 ウ  二つ以上の変数の相互関係を表すのに用いるのは散布図です。
 エ  分布の形、目標値からのばらつき状態などから、製品の品質の状態が規格値に対して満足いくものかなどを判断するために用いるのはヒストグラムです。


キーワード
・親和図法

キーワードの解説
  • 親和図法
    いろいろな意見やアイデアなどについて、似たもの同士を集めてグループ化し整理・分析する手法で、課題に関係する項目が複数あって錯綜していたり、問題解決への取り組み方自体が混乱したりしている場合に有効です。
    ブレーンストーミングなどを使い意見を集め、関連性(親和性)のある意見をまとめることで、問題を明確にし文書化していきます。

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