TCP/IPのクラスBのIPv4アドレスをもつ一つのネットワークに、割当てることができるアドレス数は幾つか。
ア |
1,022 |
|
イ |
4,094 |
|
ウ |
32,766 |
|
エ |
65,534 |
答え エ
【解説】
クラスBのIPv4アドレスのネットワークはネットワークアドレスが上位16ビットで、下位16ビットをホストアドレスとして割り当てることができるので、そのアドレスの個数は
216 = 65,536
ですが、ホストアドレスの全てのビットが0と1の2つは使用できないので
65,536 - 2 = 65,534
(エ)になります。
ちなみに、ホストアドレス全てのビットが0はネットワークアドレス、全てのビットが1はブロードキャストアドレスとして予約されています。
【キーワード】
・アドレスクラス
【キーワードの解説】
- アドレスクラス(address class)
アドレスクラスと利用者のネットワークの規模に応じて、IPアドレスの割り振りを行うための考え方です。
規模により、クラスA〜クラスEがあります。
クラス |
第1オクテット |
第2オクテット |
第3オクテット |
第4オクテット |
A |
0 |
ネットワークアドレス |
ホストアドレス |
B |
1 |
0 |
ネットワークアドレス |
ホストアドレス |
C |
1 |
1 |
0 |
ネットワークアドレス |
ホストアドレス |
D |
1 |
1 |
1 |
0 |
マルチキャスト用 |
E |
1 |
1 |
1 |
1 |
研究用 |
クラスAの場合、第1オクテット(上位8ビット)が指定されたIPアドレスを取得し、第2〜第4オクテット(下位24ビット)はネットワーク管理者が管理することになります。
もっと、「アドレスクラス」について調べてみよう。
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