次の損益計算資料を基に算出した損益分岐点の売上高は何百万円か。
単位 万円
売上高 |
4,000 |
変動製造費 |
1,400 |
変動販売費 |
600 |
固定費 |
800 |
|
ア |
1,200 |
|
イ |
1,231 |
|
ウ |
1,600 |
|
エ |
2,154 |
答え ウ
【解説】
損益分岐点での売上高を求める計算式は
固定費÷(1 - 変動費率)
になり、
変動費率 = 変動費÷売上高
になります。
この問題の変動費は変動製造費と変動販売費の合計になるので
1,400万円 + 600万円 = 2,000万円
になり、変動費率は
2,000万円÷4,000万円 = 0.5
になるので、損益分岐点での売上高は
800万円÷(1 - 0.5) = 1,600万円
(ウ)になります。
【キーワード】
・損益分岐点
【キーワードの解説】
- 損益分岐点
売上高と費用の額がちょうど等しくなる売上高のことです。
売上高がこれより多くなれば利益(黒字)が出て、少なくなれば損失(赤字)が出ます。
また、売上高が同じでも費用が減ったり増えたりすると、利益が出たり損失が出たりします。
もっと、「損益分岐点」について調べてみよう。
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