平成24年 春期 ITパスポート 問6

プロセス間で受け渡されるデータの流れの視点から、業務やシステムを分析するために用いるモデリング手法はどれか。

 ア  BPR  イ  DFD  ウ  MRP  エ  WBS


答え イ


解説

 ア  BPR(Business Process Re-engineering)は、業務プロセスを再設計し、情報技術を十分に活用して、企業の体質や構造を抜本的に変革することです。
 イ  DFDは、データの流れに着目して業務やシステムを分析するためのモデリング手法です。
 ウ  MRP(Materials Requirements Planning、資材所要量計画)は、企業の生産計画達成を前提に、部品表と在庫情報から発注すべき資源の量と発注時期のを割り出します。
 エ  WBS(Work Breakdown Structure)は、プロジェクトで実施する作業を大きな項目からだんだん細かいレベルに分解していって、管理しやすい規模の作業の集合に分解し図にすることで、見積り、スケジュール管理などに使用します。


キーワード
・DFD

キーワードの解説
  • DFD(Data Flow Diagram、データフロー図)
    情報システムのデータの流れを表現する図である。DFDは構造化設計でのデータ処理の可視化にも使われる。
    丸で囲われた要素が処理、矩形が入出力、上線と下線に囲われたのがデータファイル、矢印がデータの流れを表しています。

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