SLAの中に含めるサービスレベルに関する条文の例として、最も適切なものはどれか。
ここで、甲は委託者、乙は提供者とする。
ア |
乙が監視するネットワークにおいて回線異常を検知した場合には、検知した異常の内容を60分以内に甲に報告するものとする。 |
イ |
乙は別に定める秘密事項を第三者に開示しないものとする。
ただし、事前に甲から書面による承諾を得た場合はこの限りではない。 |
ウ |
作成されたプログラムなどに瑕疵があった場合、乙は別に定めるプログラムなどの検収のための引渡しの日から1年間の瑕疵担保責任を負うものとする。 |
エ |
納入物に関する著作権は乙に留保される。
ただし、甲は本件ソフトウェアの著作物の複製品を、著作権法の規定に基づいて複製、翻案することができる。 |
答え ア
【解説】
ア |
SLAで定めるサービスレベルに関する条文になります。 |
イ |
秘密保持契約での条文になります。 |
ウ |
請負契約での条文になります。 |
エ |
ソフトウェアの著作権の扱いについての条文になります。 |
【キーワード】
・SLA
【キーワードの解説】
- SLA(Service Level Agreement)
そもそもは、通信サービス事業者が、利用者にサービスの品質内容を保証する制度のことです。
通信速度や稼働率(MTBF、MTTR)などの品質条件について、通信事業者と利用者で規定することです。
また、規定で定めた品質を提供できない場合の、ペナルティ(利用料の減額など)についてについても規定します。
もっと、「SLA」について調べてみよう。
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