平成24年 春期 基本情報技術者 午前 問57

チェックデジットを利用する目的として、適切なものはどれか。

 ア  数値項目へ入力したデータに、英字や記号が混入した誤りを検出する。
 イ  入力したコードの値の誤りを検出する。
 ウ  入力したコードの桁数の誤りを検出する。
 エ  入力したデータ値が、定められた範囲内に収まっていない誤りを検出する。


答え イ


解説

 ア  数値項目へ入力したデータに、英字や記号が混入した誤りの検出は、ニューメリックチェックで行います。
 イ  入力したコードの値の誤りの検出はチェックデジットで行います。
チェックデジットはチェックデジットが付加されたデータ(コード)を入力したときに、入力されたデータからチェックデジットを求め一致するかで検査します。
 ウ  入力したコードの桁数の誤りの検出は、フォーマットチェックで行います。
 エ  入力したデータ値が、定められた範囲内に収まっていない誤りの検出は、リミットチェックで行います。


キーワード
・チェックデジット

キーワードの解説
  • チェックデジット
    チェックデジットは検査文字とも呼び、データに検査用の文字(チェックデジット)を付加し、チェックデジットを付加したものをデータとして扱う。
    通信のパリティビットやCRCなどもチェックデジットの一種。
    チェックデジットの例としては、バーコード、運転免許証の番号、クレジットカードの番号などで使われている。

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