平成24年 春期 システム監査技術者 午前II 問23

開発ライフサイクルモデルとして、ウォータフォールモデル、進化的モデル、スパイラルモデルの三つを考える。
ソフトウェア保守は、どのモデルを採用したときに必要か。

 ア  ウォータフォールモデルだけ
 イ  ウォータフォールモデルと進化的モデルだけ
 ウ  ウォータフォールモデルとスパイラルモデルだけ
 エ  ウォータフォールモデル、進化的モデル、スパイラルモデルの全て


答え エ


解説
開発ライフサイクルモデルとソフトウェア保守の間には関係はなく、すべての開発ライフサイクルモデルにおいてソフトウェア保守は必要になります。
ソフトウェア保守では、利用開始後の不具合(バグ)の修正のほかに、機能改良の対応や、性能改善の対応などを行います。


キーワード
・ウォータフォールモデル
・反復型モデル
・スパイラルモデル

キーワードの解説
  • ウォータフォールモデル
    開発を上流から下流に一方向に進めるモデルであり、開発効率を高めるには、各工程内でのレビューやテストによって品質を確保し、前工程への逆戻り(後戻り、手戻り)が起こらないようにする。
  • 反復型モデル
    短い期間の開発を繰り返しによる開発モデルで、短い期間の開発によりリスクを最小限に抑えることが可能になります。
  • スパイラルモデル
    システムの開発手順を示す開発モデルの一つで、システムの一部分について設計・実装を行い、開発が完了した箇所からリリースし、顧客からのフィードバックやインタフェースの検討などを経て、さらに設計・実装を繰り返していくことで目的のシステムを構築します。

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