FIFOで処理されるメールボックスに関する操作で、タスクが待ち状態に遷移するものはどれか。
ア |
受信待ちをしているタスクが存在するメールボックスに対して受信要求をしたとき |
イ |
受信待ちをしているタスクが存在するメールボックスに対して送信要求をしたとき |
ウ |
メールが存在するメールボックスに対して受信要求をしたとき |
エ |
メールが存在するメールボックスに対して送信要求をしたとき |
答え ア
【解説】
ア |
メールボックスに対して受信待ちをしているタスクが存在しているということは、メールボックスは空なので、このメールボックスに対し受信要求をするとメール受信があるまで待ち状態に遷移します。 |
イ |
受信待ちをしているタスクが存在するメールボックスに対して送信要求をすると、そのまま送信できます。 |
ウ |
メールが存在するメールボックスに対して受信要求をすると、受信しているメールが即取り出せます。 |
エ |
FIFOなのでメールが存在するメールボックスに対して送信要求をしても待ち状態にはなりません。 |
【キーワード】
・FIFO
【キーワードの解説】
- FIFO(First-In First-Out)
処理を到着した順序に処理を行っていく方式のことで、先入れ先出し方式とも言う。
キュー(queue)の動作を表し、最初に入ってきたものを最初に取り出して処理を行う。
FIFOの逆に最後に入ってきたものを最初に取り出して処理する方式をLIFO(Last-In First-Out)やFILO(First-In Last-Out)と呼ぶ。
LIFO(FILO)はスタックの動作を表している。
もっと、「FIFO」について調べてみよう。
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