スイッチのチャタリングを除去する方法のうち、スイッチの変化を最も遅延が少なく読み込めるのはどれか。
ア |
CR積分回路でスイッチ信号を受け、シュミットトリガ回路で整形する。 |
イ |
RSフリップフロップでスイッチ信号を受ける。 |
ウ |
スイッチが接続された入力ポートの値を2回読み込んで判定する。 |
エ |
デジタルフィルターで振動成分だけ除去する。 |
答え イ
【解説】
ア |
CR積分回路を使うと、キャパシタに電荷が溜るまでの時間がかかってしまいます。 |
イ |
RSフリップフロップを使用すると、高速にチャラリングの除去が可能です。 |
ウ |
スイッチが接続された入力ポートの値を2回読み込んで判定はソフトウェアを使って実現するため、非常に時間がかかります。 |
エ |
デジタルフィルターを使用すると高性能なノイズ除去が可能ですが、速度はそれほどではありません。 |
【キーワード】
・チャタリング
【キーワードの解説】
- チャタリング(chattering)
リレーやスイッチ、センサーの接点(状態)が切り替わった時に、非常に速い周期でONとOFFが繰り返し発生する現象です。
リレーやスイッチ、センサーの制御を行うときにはチャタリングを除去する工夫を回路側かソフトウェアで行わないと誤動作の原因になります。
もっと、「チャタリング」について調べてみよう。
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