平成25年 秋期 基本情報技術者 午前 問40
BYOD(Bring Your Own Device)の説明はどれか。
ア
従業員が企業から貸与された情報端末を、客先などへの移動中に業務に利用することであり、ショルダーハッキングなどのセキュリティリスクが増大する。
イ
従業員が企業から貸与された情報端末を、自宅に持ち帰って私的に利用することであり、機密情報の漏えいなどのセキュリティリスクが増大する。
ウ
従業員が私的に保有する情報端末を、職場での休憩時間などに私的に利用することであり、社内でのセキュリティ意識の低下などのセキュリティリスクが増大する。
エ
従業員が私的に保有する情報端末を業務に利用することであり、セキュリティ設定の不備に起因するウイルス感染などのセキュリティリスクが増大する。
答え エ
【
解説
】
ア
ショルダーハッキングはソーシャルエンジニアリングになります。
イ
逆BYOD(Inverse-BYOD)の説明です。
ウ
(これの用語はないと思います。)
エ
BYODの説明です。
【
キーワード
】
・BYOD
【
キーワードの解説
】
BYOD(Bring Your Own Device)
従業員が個人保有の携帯用機器を職場に持ち込み、それを業務に使用することです。
企業としては従業員に端末を支給する必要がなくなるためコスト削減が期待できます。
従業員は似たような端末を複数台持たなくて済むメリットがあります。
デメリットは、端末で動作するアプリケーションのバージョンを統一できないこと、セキュリティ対策が不十分なことによる情報漏えいやコンピュータウイルス感染のリスクが高くなることです。
もっと、「BYOD」について調べてみよう。
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