総合的品質管理(TQM又はTQC)の重要な手法の一つである方針管理の説明として、適切なものはどれか。
ア |
企業戦略の遂行状況を測定するために、財務、顧客、業務プロセス、学習と成長の四つの視点から指標を設定し、目標を管理していく活動 |
イ |
業務改善のための課題を洗い出し、既にその課題に取り組んでいる最良の他社から学んで、自社に適用する活動 |
ウ |
経営トップの目標を事業部、部、課などの目標に順次展開し、それを実施計画につなげて目標達成のために継続的な改善を進めていく活動 |
エ |
現場で発生している問題を解決するために、関連する職場の人々がチームを作り、計画を立てて改善を進めていく活動 |
答え ウ
【解説】
ア |
BSC(balanced scorecard)の説明です。 |
イ |
ベストプラクティス(best practice)の説明です。 |
ウ |
総合的品質管理における方針管理の説明です。 |
エ |
QCサークルの説明です。 |
【キーワード】
・総合的品質管理
・全社的品質管理
【キーワードの解説】
- 総合的品質管理(Total Quality Control、TQC)
製品の品質を管理するためには、製造部門だけに任せていては効果が限定されるので、営業・設計・技術・製造・資材・財務・人事など全部門にわたり、さらに経営者を始め管理職や担当者までの全員が、密接な連携のもとに品質管理を効果的に実施していく活動のことです。
- 全社的品質管理(Total Quality Management、TQM)
TQCから発展した活動で、顧客が満足する品質を備えた品物やサービスを適時に適切な価格で提供できるように、企業の全組織を効果的・効率的に運営し、企業目的の達成に貢献する体系的活動のことです。
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