平成25年 春期 応用情報技術者 午前 問43

毎回参加者が変わる100名程度の公開セミナにおいて、参加者が持参する端末に対して無線LAN接続環境を提供する。
参加者の端末以外からのアクセスポイントへの接続を防止するために効果があるセキュリティ対策はどれか。

 ア  アクセスポイントがもつDHCPサーバ機能において、参加者の端末に対して動的に割り当てるIPアドレスの範囲をセミナごとに変更する。
 イ  アクセスポイントがもつURLフィルタリング機能において、参加者の端末に対する条件をセミナごとに変更する。
 ウ  アクセスポイントがもつ暗号化機能において、参加者の端末とアクセスポイントとの間で事前に共有する鍵をセミナごとに変更する。
 エ  アクセスポイントがもつプライバシセパレータ機能において、参加者の端末へのアクセス制限をセミナごとに変更する。


答え ウ


解説
セミナ回毎に参加者が異なり、別の回のセミナの情報へのアクセスを制限するには、参加者の端末(PC)が無線LANにアクセスするためのアクセスポインタの情報を変える必要があるため、アクセスポイントがもつ暗号化機能において、参加者の端末とアクセスポイントとの間で事前に共有する鍵をセミナごとに変更(ウ)します。


キーワード
・無線LAN

キーワードの解説
  • 無線LAN
    無線通信を利用してデータの送受信を行うLANシステムのことです。
    無線LANは配線の必要なく、LAN接続できるため手軽ですが、セキュリティ対策を行っていないと通信データの盗聴や不正なアクセス(接続)などのリスクが発生します。

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