全てのプロセッサから共有メモリへのメモリアクセス時間が同等なマルチプロセッサアーキテクチャはどれか。
ア |
COMA |
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イ |
NORA |
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ウ |
NUMA |
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エ |
UMA |
答え エ
【解説】
ア |
COMA(Cache Only Memory Architecture)は、各プロセッサのローカルメモリをキャッシュとして扱い、大きな共有メモリ領域を提供するアーキテクチャです。 |
イ |
NORA(No Remote Memory Access model)は、マルチプロセッサコンピュータで共有メモリを持たず、プロセッサ間はメッセージで交信を行います。 |
ウ |
NUMA(Non-Uniform Memory Access)は、複数のプロセッサから共有メモリへのアクセス時間が、メモリ領域とプロセッサに依存して均一でないアーキテクチャです。 |
エ |
UMA(Uniform Memory Access)は、全てのプロセッサから共有メモリへのアクセス時間が同等なマルチプロセッサアーキテクチャです。 |
【キーワード】
・UMA
【キーワードの解説】
- UMA(Unified Memory Architecture)
主記憶をプロセッサだけでなく他のデバイスからも共有することができるアーキテクチャで、PCで画面表示用の専用メモリ(VRAM)として、主記憶の一部を活用するときなどに使用されます。
また、複数のプロセッサが主記憶を共有するマルチプロセッサにおいて、各プロセッサが均一に主記憶にアクセスできるアーキテクチャもUMA(Uniform Memory Access)と呼ぶことがあります。
もっと、「UMA」について調べてみよう。
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