新システムへの移行に関するシステム監査で確認した状況のうち、指摘事項に該当するものはどれか。
ア |
移行作業と併せて、システム運用部門及びシステム利用部門に対する新システムの操作教育を計画し、実施していた。 |
イ |
移行対象、移行方法、移行実施体制及び移行スケジュールを明記した移行計画に従って、移行作業を行っていた。 |
ウ |
移行ツールを利用して、データベースの移行及びその移行結果の検証を行っていた。 |
エ |
システム開発部門内に検証体制を作って移行結果の検証を行い、移行完了としていた。 |
答え エ
【解説】
ア |
移行作業と併せて、システム運用部門及びシステム利用部門に対する新システムの操作教育を計画し、実施していたのは適切なので、システム監査での指摘にはなりません。 |
イ |
移行対象、移行方法、移行実施体制及び移行スケジュールを明記した移行計画に従って、移行作業を行っていたのは適切なので、システム監査での指摘にはなりません。 |
ウ |
移行ツールを利用して、データベースの移行及びその移行結果の検証を行っていたのは適切なので、システム監査での指摘にはなりません。 |
エ |
システム開発部門内に検証体制を作って移行結果の検証を行い、移行完了としていたのは、どういった移行を行う計画だったかの検証を行っていないので、システム監査での指摘事項になります。 |
【キーワード】
・システム監査
【キーワードの解説】
- システム監査
企業や自治体などの組織体の情報システムを対象とした監査のことで、情報システムの開発、運用、利用の状況を第三者が客観的に点検・評価することです。
情報システムが複雑になり、また、業務に深くかかわり重要性が高くなっているため、情報システムの信頼性、安全性、効率性が妥当なものかを把握するために行います。
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