企業におけるガバナンスには、ITガバナンスとコーポレートガバナンスなどがある。
ITガバナンスの位置付けとして適切な説明はどれか。
ア |
ITガバナンスとコーポレートガバナンスは同じ概念である。 |
イ |
ITガバナンスとコーポレートガバナンスは対立する概念である。 |
ウ |
ITガバナンスの構成要素の一つとして、コーポレートガバナンスがある。 |
エ |
ITガバナンスはコーポレートガバナンスにとって、不可欠な要素の一つである。 |
答え エ
【解説】
ガバナンスとは“統治”のことで、コーポレートガバナンスは企業の経営上の意思決定が企業の価値創造にとって有効な判断となるように管理・統制する仕組みのことで、ITガバナンスは企業が利用しているITシステムが組織の目標を達成するのに適正に行われるているかを監視、点検することなので、ITシステムが必須となっている企業において、ITガバナンスはコーポレートガバナンスにとって、不可欠な要素の一つです。
【キーワード】
・ITガバナンス
・コーポレートガバナンス
【キーワードの解説】
- ITガバナンス(governance)
企業や自治体などの組織が構築するITシステムが、組織の目標を達成するのに適正に行われるているかを監視、点検することです。
- コーポレートガバナンス(corporate governance)
企業経営において、経営上の意思決定が企業の価値創造にとって有効な判断となるように管理・統制する仕組みのことです。
コーポレートガバナンスは、一部の経営者の独断や利害による経営の暴走や、組織全体での企業倫理の逸脱などを防ぐために重要です。
特に会計不正事件(粉飾決算)などの経営者や組織ぐるみの不正防止からコーポレートガバナンスへの関心が高まっています。
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