平成26年 春期 ITパスポート 問53

DoS攻撃によってサーバが受ける直接的な被害はどれか。

 ア  暗号化してあるデータが解読される。
 イ  管理者用パスワードが変更される。
 ウ  コンピュータウイルスに感染する。
 エ  サービスの提供が阻害される。


答え エ


解説

 ア  暗号化してあるデータが解読されるのは、不正アクセスなどによる暗号化鍵の漏えいの被害です。
 イ  管理者用パスワードが変更されるのは、管理者権限の乗っ取りの被害です。
 ウ  コンピュータウイルスに感染するのは、不正なメールの受信やWebページへのアクセスによる被害です。
 エ  サービスの提供が阻害されるのは、DoS攻撃の被害です。


キーワード
・DoS攻撃

キーワードの解説
  • DoS攻撃(Denial of Services attack)
    インターネットを経由してサーバに大量のデータを送り、サーバが本来提供するサービスを使用できない状態にする攻撃です。
    いたずら電話なども電話をかけることで業務の妨害になるので、広義のDoS攻撃になります。

もっと、「DoS攻撃」について調べてみよう。

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