平成26年 春期 応用情報技術者 午前 問7

プログラム言語におけるデータ型に関する記述のうち、適切なものはどれか。

 ア  実数型は、有限長の2進数で表現され、数学での実数集合と一致する。
 イ  整数型は、2の補数表示を使用すると8ビットでは−128〜127が扱える。
 ウ  文字型は、英文字と数字の集合を定めたものである。
 エ  論理型は、AND、OR、NOTの三つの値をもつ。


答え イ


解説

 ア  実数型は、有効桁数の問題で数学の実数集合の一部になっています。
 イ  整数型は、2の補数表示を使用すると8ビットでは−128〜127が扱えます。
 ウ  文字型は、英文字と数字以外に記号や制御符号が扱えます。
 エ  論理型は、TrueとFalseの2つの値をもちます。


キーワード
・2の補数

キーワードの解説
  • 2の補数
    2の補数はコンピュータの世界で負の数を表現として使われる方法です。
    負の数を2の補数で表現する場合は、その数字の絶対値を2進数に変換し、その2進数の各けたの0・1を反転させ、それに1を加えることで求めることができます。
    負の数から、その絶対値を求めるのも手順は同じです。
    2の補数の場合、最上位ビットは符号になります。0ならば正の数、1ならば負の数です。
    2の補数を使用するメリットは、加算処理で正・負を考えずに計算きることです。

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