ソフトウェアの使用性を向上させる施策として、適切なものはどれか。
| ア | オンラインヘルプを充実させ、利用方法を理解しやすくする。 |
| イ | 外部インタフェースを見直し、連携できる他システムを増やす。 |
| ウ | 機能を追加し、業務においてシステムが利用できる範囲を拡大する。 |
| エ | ファイルを分散して配置し、障害によるシステム停止のリスクを減らす。 |
答え ア
【解説】
ソフトウェアの使用性は、使用するときの理解、習得が容易で誰もが迷いなく利用できるようにすることが重要なため、方策としてオンラインヘルプを充実させ、利用方法を理解しやすくする(ア)のが適切です。
【キーワード】
・ソフトウェアの品質特性
- ソフトウェアの品質特性
JIS X 0129-1で定義されたソフトウェアの品質特性には、以下の6つがある。- 機能性
指定された条件の下で利用されるときに、明示的及び暗示的必要性に合致する機能を提供する。 - 信頼性
指定された条件下で利用するとき、指定された達成水準を維持する。 - 使用性
指定された条件の下で利用するとき、理解、習得、利用でき、利用者にとって魅力的である。 - 効率性
明示的な条件の下で、使用する資源の量に対比して適切な性能を提供する。 - 保守性
修正のしやすさに関するソフトウェア製品の能力。修正は、是正若しくは向上、又は環境の変化、要求仕様の変更及び機能仕様の変更にソフトウェアを適応させること。 - 移植性
ある環境から他の環境に移すためのソフトウェア製品の能力。
- 機能性
もっと、「ソフトウェアの品質特性」について調べてみよう。
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