平成26年 春期 応用情報技術者 午前 問62

全体最適化計画の立案時に検討する外部資源の活用に関する記述のうち、“システム管理基準”に照らして適切なものはどれか。

 ア  開発業務に外部資源を活用する場合は、自社のプロジェクトマネジメントの力量に応じて、構築するシステムの規模を制限する。
 イ  自社のシステム開発と運用を外部ベンダーに継続して委託しているので、新規のシステム構築も同じベンダーに一括委託する計画とする。
 ウ  自社のシステム部門に十分な人数を擁しており、従来、自社開発を行ってきた場合は、新たな外部資源活用の計画は不要である。
 エ  システムの開発から運用・保守に至るプロセスにおいて活用できる内部資源の量と質を把握した上で、外部資源の活用を計画する。


答え エ


解説
外部資源を活用するときには、システムの開発から運用・保守に至るプロセスにおいて活用できる内部資源の量と質を把握した上で、外部資源の活用を計画します。


キーワード
・全体最適化計画

キーワードの解説
  • 全体最適化計画
    “システム管理基準”によれば、情報戦略の全体最適化計画策定では以下を実施します。
    • 全体最適化計画は、方針及び目標に基づいていること。
    • 全体最適化計画は、コンプライアンスを考慮すること。
    • 全体最適化計画は、情報化投資の方針及び確保すべき経営資源を明確にすること。
    • 全体最適化計画は、投資効果及びリスク算定の方法を明確にすること。
    • 全体最適化計画は、システム構築及び運用のための標準化及び品質方針を含めたルールを明確にすること。
    • 全体最適化計画は、個別の開発計画の優先順位及び順位付けのルールを明確にすること。
    • 全体最適化計画は、外部資源の活用を考慮すること。

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