平成26年 春期 応用情報技術者 午前 問68

バリューチェーンによる分類はどれか。

 ア  競争要因を、新規参入の脅威、サプライヤの交渉力、買い手の交渉力、代替商品の脅威、競合企業の五つのカテゴリに分類する。
 イ  業務を、購買物流、製造、出荷物流、販売・マーケティング、サービスという五つの主活動と、人事・労務管理などの四つの支援活動に分類する。
 ウ  事業の成長戦略を、製品(既存・新規)と市場(既存・新規)の2軸を用いて、市場浸透、市場開発、製品開発、多角化の4象限のマトリックスに分類する。
 エ  製品を、市場の魅力度と自社の強みの2軸を用いて、花形、金のなる木、問題児、負け犬の4象限のマトリックスに分類する。


答え イ


解説

 ア  ファイブフォース分析(five forces analysis、5つの競争要因)の説明です。
 イ  バリューチェーンの説明です。
 ウ  アンゾフの成長マトリクスの説明です。
 エ  プロダクトポートフォリオマネジメント(Products Portfolio Management、PPM)の説明です。


キーワード
・バリューチェーン

キーワードの解説
  • バリューチェーン(value chain)
    製品やサービスを顧客に提供するという事業(企業活動)において、調達、開発、製造、販売、保守といったそれぞれの業務の流れが製品(サービス)に価値とコストを付加し蓄積するものとして、この業務の流れによって顧客に対する最終的な価値が生み出されるという考え方です。

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