平成26年 春期 データベーススペシャリスト 午前II 問4

関係モデルにおいて、情報無損失分解ができ、かつ、関数従属性保存が成り立つ変換が必ず存在するものはどれか。
ここで、情報無損失分解とは自然結合によって元の関係が必ず得られる分解をいう。

 ア  第2正規形から第3正規形への変換
 イ  第3正規形からボイスコッド正規形への変換
 ウ  非正規形から第1正規形への変換
 エ  ボイスコッド正規形から第4正規形への変換


答え ア


解説
関数従属性保存が成り立つのは第3正規形までで、情報無損失分解ができるのも第3正規形までなので、第2正規形から第3正規形への変換(ア)です。


キーワード
・関数従属性

キーワードの解説
  • 関数従属性
    関係データベースにおける関係の中の2つの属性の集合の間で、一方の属性の集合の値がもう一方の属性の集合の値を関数的に決定するという、状態(関係)である。

もっと、「関数従属性」について調べてみよう。

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