整列アルゴリズムの一つであるクイックソートの記述として、適切なものはどれか。
ア |
対象集合から基準となる要素を選び、これよりも大きい要素の集合と小さい要素の集合に分割する。
この操作を繰り返すことで、整列を行う。 |
イ |
対象集合から最も小さい要素を取り出して、整列を行う。 |
ウ |
対象集合から要素を順次取り出し、それまでに取り出した要素の集合に順序関係を保つよう挿入して、整列を行う。 |
エ |
隣り合う要素を比較し、逆順であれば交換して、整列する。 |
答え ア
【解説】
ア |
クイックソートの説明です。 |
イ |
選択ソートの説明です。 |
ウ |
挿入ソートの説明です。 |
エ |
バブルソートの説明です。 |
【キーワード】
・整列方法
【キーワードの解説】
- 整列方法(ソート)
データの並び替えのことで様々な方法がある。
- クイックソート
ソートするデータから、適当な数を選択し、データをその数より大きいほうと小さいほうに分け、分けたデータに対し、この操作を繰り返す。
- シェルソート
適当に間隔を開けたデータを取り出し並び替えを行い、間隔を小さくしながらこの操作を繰り返す。
- バブルソート
n個のデータに対して、データの1番目と2番目を比較し順番が逆なら入れ替え、次に2番目と3番目で比較し、…、n-1番目とn番目で比較を行う。(n番目のデータの整列)
その次に、1番目と2番目、2番目と3番目、…、n-2番目とn-1番目。(n-1番目のデータの整列)
その次に、1番目と2番目、2番目と3番目、…、n-3番目とn-2番目。(n-2番目のデータの整列)
この処理を繰り返し行い整列する。
- ヒープソート
未整列のデータから要素を1個づつ取り出し、ヒープ構造を作りながらデータのソートを行う。
- マージソート
データ列を2分割し、2分割したデータ列に対しソートを行い、分割したデータ列を合わせて(マージして)ソートを行う。
もっと、「クイックソート」について調べてみよう。
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