システム全体のスループットを高めるため、主記憶装置と低速の出力装置とのデータ転送を、高速の補助記憶装置を介して行う方式はどれか。
ア |
スプーリング |
|
イ |
スワッピング |
ウ |
ブロッキング |
|
エ |
ページング |
答え ア
【解説】
ア |
スプーリングは、プリンターなどの低速な入出力装置とデータ転送を行うときに、データをいったんハードディスクなどに格納しておき、その後に目的の装置に出力します。 |
イ |
スワッピング(swapping)は、仮想記憶で主記憶より大きなメモリ空間を扱う場合にメモリ空間の一部をハードディスクに退避し、使用する場合に主記憶のデータを入れ替えることです。 |
ウ |
ブロッキング(blocking)は、記憶装置でデータを格納する単位のことです。 |
エ |
ページング(paging)は、主記憶を固定長のページという単位で管理することです。 |
【キーワード】
・スプーリング
【キーワードの解説】
- スプーリング(spooling)
低速の入出力装置とのデータ転送をCPUが行うと、処理が滞ってしまうため、磁気ディスクなどにデータを格納し、補助装置が入出力装置の進行状況に合わせて時間を空けながら少しずつ処理を行うことです。
プリンター、電子メールなどで使われています。
もっと、「スプーリング」について調べてみよう。
戻る
一覧へ
次へ
|