平成27年 秋期 応用情報技術者 午前 問80

企業のWebサイトに接続してWebページを改ざんし、システムの使用目的に反する動作をさせて業務を妨害する行為を処罰の対象とする法律はどれか。

 ア  刑法  イ  特定商取引法
 ウ  不正競争防止法  エ  プロバイダ責任制限法


答え ア


解説
企業のWebサイトに接続してWebページを改ざんし、システムの使用目的に反する動作をさせて業務を妨害する行為を処罰の対象とする法律は刑法(ア)で、246条の2「電子計算機使用詐欺罪」や第161条の2「電磁的記録不正作出及び供用罪」で処罰されます。


キーワード
・プロバイダ責任制限法

キーワードの解説
  • プロバイダ責任制限法
    インターネットの掲示板などで誹謗中傷されたり個人情報を掲載された場合に、プロバイダ運営者や掲示板の管理者に対して情報を削除するように要請し、事業者がこれを削除した場合、事業者は損害賠償の責任を免れるという法律です。
    また、被害者は損害賠償請求権の行使に情報発信者の氏名や住所などが必要である場合など、正当な理由がある場合には、情報開示をプロバイダに対して求めることができます。

もっと、「プロバイダ責任制限法」について調べてみよう。

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