大量のデータを並列に処理するために、入力データから中間キーと値の組みを生成する処理と、同じ中間キーを持つ値を加工する処理との2段階で実行するプログラミングモデルはどれか。
ア |
2相コミット |
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イ |
KVS |
ウ |
MapReduce |
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エ |
マルチスレッド |
答え ウ
【解説】
ア |
2相コミットは、分散システムにおいて、全データベースがトランザクション終了時に同時にコミットするための手順のことです。 |
イ |
KVS(Key-Value Store)は、データの保存管理の手法で、保存したいデータ(value)に対し、対応する一意の標識(key)を設定し、これらをペアで保存します。式 |
ウ |
MapReduceは、大量のデータを並列に処理するために、入力データから中間キーと値の組みを生成するmap処理と、同じ中間キーを持つ値を加工するReduce処理との2段階で実行するプログラミングモデルです。 |
エ |
マルチスレッドは、複数のスレッドを並行して動作させることでCPUの利用率を上げ処理速度の向上を行います。 |
【キーワード】
・MapReduce
【キーワードの解説】
- MapReduce
大規模なデータを分散処理するためのプログラミングモデルです。
データの処理をmap処理とreduce処理の2段階に分けて行い、map処理は分割されたデータの断片に何らかの加工を施し、必要な情報を抽出し、reduce処理はmapで抽出した情報を束ねてデータ全体についての整理された処理結果を得ます。
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