平成27年 春期 ITパスポート 問29

X社では、工場で長期間排水処理を担当してきた社員の経験やノウハウを文書化して蓄積することで、日常の排水処理業務に対応するとともに、新たな処理設備の設計に活かしている。
この事例の考え方として、適切なものはどれか。

 ア  ERP  イ  SFA
 ウ  サプライチェーンマネジメント  エ  ナレッジマネジメント


答え エ


解説
社員の経験やノウハウを文書化して蓄積するのはナレッジマネジメント(エ)になります。
企業内に散在している知識を文書化して共有化することで、組織全体の問題解決力を高めることができます。


キーワード
・ナレッジマネジメント

キーワードの解説
  • ナレッジマネジメント(knowledge management)
    個人の持つ知識や情報を組織(企業)全体で共有し、有効に活用することで業績を上げようという経営手法です。
    ここでの知識や情報とは単なるデータである形式知だけではなく、経験則や仕事のノウハウといった、普段はあまり言語化されない暗黙知までを含んだ幅広いものを指します。

もっと、「ナレッジマネジメント」について調べてみよう。

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