平成27年 春期 ITパスポート 問65

一つのアプリケーションプログラムの中で、並列処理が可能な部分を複数の処理単位に分け、それらを並行して処理することで、マルチコアCPUを使用したコンピュータの処理能力の有効活用を図る方式はどれか。

 ア  マルチウィンドウ
 イ  マルチキャスト
 ウ  マルチスレッド
 エ  マルチブート


答え ウ


解説
一つのアプリケーションプログラムの中で、並列処理が可能な部分を複数の処理単位(スレッド)に分け、それらを並行して処理(実行)することで、マルチコアCPUを使用したコンピュータの処理能力の有効活用を図る方式は、マルチスレッド(multi-thread)です。


キーワード
・並列処理

キーワードの解説
  • 並列処理
    複数のマイクロプロセッサ(コンピュータ)に処理を分散して割り当て、同時に計算・処理を行うことで、システム全体の処理性能を向上させる技術です。
    近年はプロセッサの内部に複数の処理装置を実装するマルチコアが主流になりますが、これは処理の高速化のほかに、消費電流の低減(発熱量の削減)の目的もあります。

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