平成27年 春期 ITパスポート 問80

プリンターへの出力処理において、ハードディスクに全ての出力データを一時的に書き込み、プリンターの処理速度に合わせて少しずつ出力処理をさせることで、CPUをシステム全体で効率的に利用する機能はどれか。

 ア  アドオン  イ  スプール
 ウ  デフラグ  エ  プラグアンドプレイ


答え イ


解説
プリンターへの出力処理において、ハードディスクに全ての出力データを一時的に書き込み、プリンターの処理速度に合わせて少しずつ出力処理をさせることで、CPUをシステム全体で効率的に利用する機能をスプールと呼びます。
スプールはプリンターの他にメールシステムなどでも利用されています。

ちなみに、プリンターにはホストコンピュータ(PC)側で印字する画像データまで変換する方式と、PCではプリンター用の記述言語(ページ記述言語)の変換まで行い、プリンターでページ記述言語から印字用の画像データへの変換を行うものがあります。


キーワード
・スプーリング

キーワードの解説
  • スプーリング(spooling)
    低速の入出力装置とのデータ転送をCPUが行うと、処理が滞ってしまうため、磁気ディスクなどにデータを格納し、補助装置が入出力装置の進行状況に合わせて時間を空けながら少しずつ処理を行うことです。
    プリンター、電子メールなどで使われています。

もっと、「スプーリング」について調べてみよう。

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