答え ウ
【解説】
個人情報保護法では以下のような場合、例外として本人から同意を得なくても、本人以外の者に個人情報を提供することができるとあります。
- 法令に基づく場合
警察や検察等から、刑事訴訟法に基づく捜査関係事項照会があった場合
地方公共団体や税務署による税務調査における質問や検査に対応する場合
- 人の生命、身体又は財産の保護に必要な場合
大規模災害や事故等の緊急時に、患者の家族等から医療機関に対して、患者に関する情報提供依頼があった場合
製品に重大な欠陥があるような緊急時に、メーカーから家電販売店に対して、顧客情報の提供依頼があった場合
- 公衆衛生・児童の健全育成に特に必要な場合
地域がん登録事業において、地方公共団体から医療機関に対して、がんの診療情報の提供依頼があった場合
- 国等に協力する場合
税務署等から事業者に対して、任意の顧客情報の提供依頼があった場合
また、個人情報の共同利用は「1つの会社が取得した個人情報を2社以上で一緒に使う」ことで、個人情報を取得するときに共同利用することをあらかじめ明示することで可能になります。