RAIDの分類において、ミラーリングを用いることで信頼性を高め、障害発生時には冗長ディスクを用いてデータ復元を行う方式はどれか。
ア |
RAID 1 |
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イ |
RAID 2 |
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ウ |
RAID 3 |
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エ |
RAID 4 |
答え ア
【解説】
ア |
RAID 1はミラーリングである。
ミラーリングにより、ディスクの故障時のデータ復旧が容易に行える。 |
イ |
RAID 2はビット単位での誤り訂正専用のディスクを用意する。
実際には利用されていない。 |
ウ |
RAID 3はビット単位でのパリティ専用のディスクを用意する。
実際には利用されていない。 |
エ |
RAID 4はブロック単位でのパリティ専用のディスクを用意する。
実際には利用されていない。 |
【キーワード】
・RAID
【キーワードの解説】
- RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks、レイド)
複数のハードディスクを組み合わせて、高速アクセスや高信頼性を実現するための技術。
RAIDで構成されるハードディスクはユーザーからは、仮想的に1つに見える。
RAIDには0から6までの7つのレベル(方法)がある。
- RAID 0
複数のディスクにデータを分散させて格納して高速化を実現(ストライピング)
- RAID 1
複数のディスクに同じデータを格納して高信頼性を実現(ミラーリング)
- RAID 2
ビット単位での誤り訂正専用のディスクを用意して高信頼性を実現
- RAID 3
ビット単位でのパリティ専用のディスクを用意して高信頼性を実現
- RAID 4
ブロック単位でのパリティ専用のディスクを用意して高信頼性を実現
- RAID 5
ブロック単位でのパリティを分散して記録して高信頼性を実現
- RAID 6
ブロック単位でのパリティを分散して複数箇所に記録して高信頼性を実現
実際に利用されているのはRAID 0、RAID 1、RAID 5、RAID 6である。
もっと、「RAID」について調べてみよう。
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