平成27年 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト 午前II 問20

共通フレームによれば、システム要件の評価タスクにおいて見極めることはどれか。

 ア  システム要件とシステム方式との間に一貫性があるかどうか。
 イ  システム要件とシステム方式との関連が追跡できるかどうか。
 ウ  システム要件を満たすシステム方式設計が実現可能かどうか。
 エ  ソフトウェア品目が割り当てられたシステム要件を満たすかどうか。


答え ウ


解説
共通フレームにおける、システム要件の評価タスクは、ユーザー要求の追跡可能性、ユーザー要求との一貫性、テスト計画性、システム設計の実現可能性、運用・保守の実現可能性を考慮して、システム化要件を技術的に評価します。


キーワード
・共通フレーム2007

キーワードの解説
  • 共通フレーム2007(software life cycle process - Japan common frame、SLCP-JCF)
    ソフトウェアの開発において、発注者側(顧客)と受注者側(開発者)の間で、役割分担、開発内容、責任範囲などについて誤解が生じないように、両者の間で用語を共有化するためのガイドラインです。
    従来の共通フレーム98が改定され、超上流プロセスの可視化や信頼性ガイドライン要素が追加されています。

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