10か月で完成予定のソフトウェア開発プロジェクトにおいて、投入人数及び月末時点での進捗は表のとおりである。
プロジェクトの立ち上がりで効率が悪かったことから、5月末時点の進捗が計画の50%に対して40%であった。
4月以降の生産性が維持できるとすると、開発期限厳守のためには6月以降に必要な追加人員は最低何人か。
ここで、追加人員の生産性は、既に投入済みの人員の4月以降の生産性と同じとする。
項目 |
投入人数 |
進捗(月末時点) |
1月 |
2月 |
3月 |
4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
計画 |
10名 |
10% |
20% |
30% |
40% |
50% |
60% |
70% |
80% |
90% |
100% |
実績 |
10名 |
5% |
12% |
20% |
30% |
40% |
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答え イ
【解説】
計画では5月末時点の進捗は50%であるが、実績は40%で残り作業は60%でる。
計画では10名の要員で1か月10%進捗するが、実績では1か月に12%進捗させる必要があるので、必要な要員数は12名になり、追加するのは2名(イ)である。
【キーワード】
・生産性
【キーワードの解説】
- 生産性
投入したインプット(材料、労働力、費用)からどれだけのアウトプット(成果物)が得られるかという効率を示したもので、大きいほど効率的であること示します。
ソフトウェア(プログラム)開発の場合、投入される労働力(人月)で、どれだけ多くのプログラムを作ることができたかで判断することが多いです。
もっと、「生産性」について調べてみよう。
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